Author Archives: Kazu

[ 映画レビュー ] 園子温監督『愛なき森で叫べ』 園子温監督は、映画的とは何かを知っている。随分、映画に引き込まれた。

29 2月 20
Kazu

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僕は、この映画の予告をTwitterのプロモーションで知り、Netflix に何度か目の入会をした。

予告動画

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[ 映画レビュー ] 冷たい熱帯魚 ー鑑賞前の直感とは大切である。映画は、随分、遠くに行ってしまった。

18 2月 20
Kazu
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予告動画

動画配信

冷たい熱帯魚

映画データ

製作国

日本

製作年

2010年

上映時間

146分

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[ 映画レビュー ] 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程 ー事実を何の解釈を交えず、ただ撮っただけでは何も面白くない。

17 2月 20
Kazu
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バブル時代に学生時代を送っていた僕は、非常に近い時代の日本で革命運動が存在した事を知った時、かなり驚いた。

幾つかの本を読んだが、60年安保と70年安保では性格が全くと言ってよいほど異なる。

70年安保運動の思想的背景には、まるで興味がないが、”事件”としての70年安保には、非常に興味があります。

この『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』 を観る前に、同じあさま山荘事件を扱った高橋伴明監督の『光の雨』を観ているのだが、引き続き、興味を持ち、この『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』を観た。

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[ 読後ノート ] カール・マルクス 『資本論1』(岩波文庫)ー読了後のノートと考察ー

10 2月 20
Kazu
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アダム・スミスが、資本主義社会を分業の観点から見ていたとするなら、このマルクスの『資本論』は、分業された社会を、アダム・スミスが見ていた社会を逆から、逆立ちして見ていたと言える。
つまり、アダム・スミスが、社会を俯瞰的に、経済が分業されている様子を見ているとするなら、マルクスは、ミクロに、モノが売られ、購入される現場、商品←→貨幣の場面を執拗に分析する。

亜麻布ー貨幣ー聖書

亜麻布が売られ、貨幣に転換し、その買い手が、聖書を購入するような現場だ。

難解だが、例示が多いので、まだなんとか理解できるというのが、率直な感想である。
この記事は、難解な『資本論1』を読了後の考察を加えたノートである。

資本論 1 (岩波文庫 白 125-1)

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[ 読書日記 ] ドストエフスキー 亀山 郁夫翻訳『 悪霊〈1〉』(光文社古典新訳文庫)

29 1月 20
Kazu
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ドストエフスキーは、好きな作家で、今まで、『罪と罰』、『白痴』などを、高校生時代や社会人になってから、僕の人生の中で別々の時代に読んでいる。

この記事は、『悪霊1』を読みながらメモしてきた事を中心に、ごく簡単な感想を交えて記事にしています。

ドストエフスキーの長編は大分なので、皆さんの読むか読まないかの指針もしくは、名作『悪霊』が、どんな話か概要を掴んでくれたら幸いです。

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[ 書評 ] 『文化人類学 (ブックガイドシリーズ 基本の30冊) 』(人文書院)果たして、文化人類学の役目は終わったのであろうか。

29 1月 20
Kazu
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僕は、有機化学の講義室の一番後ろの席で、山口昌男の文化人類学の新書などを読んでいた変な学生であった。
ポストモダンの知と戯れる、知の楽しみというテーゼの書籍と出会う前までに、読んできた本というのは、どこか取り組むという表現が、ぴったりな小難しい書籍であった。
そんな中、文化人類学の書籍は、人類、人間、人間社会の豊かさを感じさせるような、魅力的な分野であった。

この本は、その他の「基本の30冊」シリーズ同様、そんな文化人類学の名著の概要、学問的意義を紹介するものである。

文化人類学 (ブックガイドシリーズ 基本の30冊)

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[ 書評 ] オルテガ 『 大衆の反逆』まさに、SNS時代の今の時代を指しているよう。

29 1月 20
Kazu
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現在、政治を中心に、Twitterを含む、SNSにアグレッシブに、殆どジャンクな意見や暴言が飛び交っている。
僕ら、バブル時代に学生時代を送った者には隔世の感がある。
なぜなら、僕らバブル世代の者にとって、「政治を語る者」というのは、ダサくて冴えない人だったからである。
あまりにも、政治に距離を置いていたために、天安門事件への学内での留学生のデモに、身の置き所のない恥ずかしさを感じたのを覚えている。

僕は、兵庫県に住んでいるのだが、僕の30歳の頃は、繁華街の三宮のにしむら珈琲店で一服していると、品のいい高齢の人らが文化の話を交えて、政治の話を上品にしているのを耳にしていた。
人が居る場所、公共の空間での政治の話とは、そういうものだった。

が、時代が変わり、政治や「表現の自由」など大文字を語るプレイヤーが変わってしまったようだ。
しかし、それも、ここ5年くらいの話だと思う。
いわゆる大衆化である。

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[ 読書レビュー ] 『中世の風景 』戦国大名がどうとか、歴史って所詮、暗記物だろと言う人に読んで欲しい。歴史学の本当にスリリングな面白さに満ちている。

26 1月 20
Kazu
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もし、あなたが、戦国大名がどうとかではなく、歴史学の本当の面白さを知りたければ、阿部謹也網野善彦石井進樺山紘一の対談本で、かつ中々無い名著 『中世の風景』(中公新書)を紐解いて欲しい。

中世の風景 (上) (中公新書 (608))

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[ 書評 ] 『新・現代歴史学の名著―普遍から多様へ』新と銘打つに相応しい旧「現代歴史学の名著」とは、違ったアプローチの名著紹介。

19 1月 20
Kazu
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内容(「BOOK」データベースより)

二十世紀末の世界における大きな二つの変化―冷戦に依拠した支配体制の終焉と、グローバル化のさらなる加速―は、当然ながら歴史学にも大きな影響を与えた。旧来の問題設定が無効化した後、進行形の現実の変容に、いかに対峙していくべきか。
本書では、現在の歴史学の問題意識を体現する代表的著作を精選し、その意義を読み解く。いま必要な、歴史という経験に学ぶための新たな視座がここにある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

樺山/紘一

1941年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。
京都大学人文科学研究所助手、東京大学文学部助教授、同教授、国立西洋美術館館長などを経て、2005年より印刷博物館館長。東京大学名誉教授、国際歴史学会議副会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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[ 書評 ] 『市民の政治学―討議デモクラシーとは何か』 戦後の政治状況が、コンパクトにまとめられている。

17 1月 20
Kazu
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21世紀になってから注目されている熟議討議を中心に展開されて書かれているのかと思いきや、少し勝手が違った。
勿論、熟議討議についても書かれているけれども。

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