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[ 書評・考察 ] 本田靖春著 『誘拐』〜ノンフィクションとは、どうあるべきか?

04 2月 21
Kazu
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ノンフィクションで有名な作品は何かと幾つの本を漁ってみると、この本が紹介されていた。

著者の本田靖春氏は、ジャーナリズムの世界では有名らしい。

が、読んでみて、この本がノンフィクションである事に違和感を持った。
ここでは、僕の違和感を持った点を若干考察している。

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[ 書評 ネタバレ注意 ] ガブリエル・ガルシア=マルケス著『予告された殺人の記録』〜映画的構成の面白さ

02 11月 20
Kazu
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文学者も含め、改めて文学におけるストーリーの面白さを再認識させた『百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)』で有名なガブリエル・ガルシア=マルケスの『予告された殺人の記録』を読んでみた・

恐らく、購入の動機は、同名の映画によるものか、タイトル自体の面白さによるもので、ずっと積ん読本にあったものだ。

訳者あとがきを見ると、モデルとなった実際の事件が存在し、ガブリエル・ガルシア=マルケスの家族も関わっているそうだ。

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