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[ 短評 ] 中上健次著『十九歳の地図・蛇淫 他』〜意外に繊細な作家であることがわかった。〜

11 3月 21
Kazu
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その昔、自分でどういう理由であったか、忘れてしまったが、ヤフオクで小学館文庫の中上健次の全集である選集を全巻購入した。

中上健次といえば、当時、大江健三郎、村上春樹に次ぐ日本文学を代表するような作家であったが、自分自身、彼の何処に、そこまで興味を抱いたのか、忘れてしまった。

短編集の一作品だけを読んだりしていたが、この度、この『十九歳の地図・蛇淫 他』を読み終えたので、全作品についてではないが、その感想を添えておく。

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